永続する農村を目指して・・・
こんにちは、米井ファームです。
今日は農地高度化運動シンポジウムという、なんだか難しい名前のシンポジウムに参加してきました。
農業の世界は問題がいっぱいです。高倉地区でも若い世代の人がいなくなったり、いても農業にはまったく興味がなかったり。
農業を主でやっている父親やお爺ちゃん世代がいなくなってしまったらこのあたりはどうなるんだろう・・・と不安です。
農業は機械化によって一人でもたくさんの規模の田んぼを耕作できるように変わってきましたが、だからといってやってくれる人に任せているだけでは維持できない問題もあります。
例えば、用水路の問題であったり、圃場近隣の里山であったり。実際、その地域に住んでいる人みんなで維持管理していかなきゃいけない、できないことなんです。
しかし、現に世代交代が進むにつれ自分の家の田んぼがどこにあるかわからないっ><
って人も出てくると思います。
そうなると、田んぼ作ってないのになんで用水路維持していかなきゃいけないの?とか
そんな意見も出てきますよ。
田んぼは農家の経営資源でもありますが、地域の資産でもあります。次の世代にきれいな田んぼの景色を残していくためには取り組んでいかないといけない問題は山積みです。
農家は地域の中でもどんどん少数派になっていきますが、農村は農地を守って始めて農村だと思います。少数派になっても、農業って大切、農地って大切ってこと、もっとみんなに知ってもらいたいです。
米井ファームはできることからコツコツとやっていきたいと思います。