食味検査の結果が出ました。
こんにちは、米井ファームです。
先日稲刈りを終えた「きぬむすめ」という品種のお米を食味検査に出してみました。
食味検査とは、ある程度米の成分やらなんやらを数値化して点数を出したもの、実際食べた時美味しいと思うかどうかは人の好みによるとは思いますけど、実際乾燥しすぎてお米が割れてしまっていたり、窒素肥料をたくさん与えすぎて不健康に育てたお米は炊いてもふっくらならないお米になってしまったりします。そんなお米は食味値も低くなります。人が食べても一般的にまずい米になってしまいます。
食味値81
通常のお米の平均が70前後らしいです。
このきぬむすめという品種は近年の温暖化にも強く暖かい地域でも栽培ができる品種です。ここ岡山県でも奨励品種になりました。地域の気候的には合っている品種ではないかなと思います。
実際、あきたこまちやこしひかりと言った名前のとおった米もその品種には適した気候や栽培時期があります。岡山県でもあきたこまちを植えている農家はたくさんいます。
このあきたこまちは米井ファームでも植えています。しかし、秋田県のお米をここ岡山で植えて美味しいんかな・・・?という疑問があります。
実際このあたりで栽培した「あきたこまち」はパサパサした印象。
昔はこんなもんかな?と思っていた時もありましたけどネットで「あきたこまち 味」と調べてみると
「コシヒカリを親に持つあきたこまちは、コシヒカリ譲りの味の良さを誇ります。香りも良く、粘りもありモチモチとした食感の良さが特徴です。旨み・甘み・粘り・歯ごたえなどバランスが非常によく、完成されたお米と言われています。
他のお米よりも水分含有量が多いのも特徴で、炊き立てはもちろん、冷めても美味しいお米です。また、どのお米でも玄米にすると、どうしてもパサつきやすくなりますが、あきたこまちは玄米でも発芽玄米でも粘り気が強く良い食感を楽しめます。」
・・・うちのは白米でもパサパサですが 何か??
これが適地適作というものなのかな?と思っています。
勉強不足でもっと美味しく作る方法があるのかもしれません。
来年はあきたこまちの栽培はやめようかなと真剣に検討中です。 せっかく作るんだからやっぱり美味しいお米を作りたいし、「おいしい」って言ってもらいたいです。
これからもおいしいお米作りを目指してがんばりますっ!!