乾燥調整倉庫を視察

今日は乾燥調製の機械の勉強のため、爺ちゃんの倉庫へやってきました。IMG_7884

米井ファームでは稲を刈り取った後、お米になるまでに必要な乾燥、籾摺り、袋詰めという工程は近所のミニライスセンターに委託しているという状況です。
本当は最後まで責任もってやりたいとは思っていますが、乾燥したり、籾摺りしたりする機械を置いておく倉庫だったり、その機械も大変高価なものです>< IMG_7886 IMG_7889

昔は兼業農家さんでもそんな施設を持っている人はいて、それぞれの家でやったり、農協さんに持って行って乾燥調製をしてもらったりして いますが、最近はみんな農業をやめてしまったり、できなくなったりでやりたい人が引き受けて作っているという状態が多いと思います。今はそんな人のことを担い手なんていうように呼んでいます。

実際に米井ファームでも同じ状況で、地域でできなくなった田んぼを借りるかたちでお米を作っています。米井ファームも地域としては担い手の役割を果たしている状態でしょうか。でもそうなると請負う面積も大きくなり、それに従い乾燥機や倉庫も大きなものが必要となり気軽にそんな施設を作ろうなんて言える金額ではありません。
でもなんとかしたいのです。お米のおいしいを決める要素として、地域や天候や品種などなど、ありますがお米を収穫してから乾燥させる作業工程はその中でも重要な工程なんです。だから是非とも自分でやりたいんです。

20年ほどは前は農協のカントリーエレベーターという大型の乾燥調製貯蔵施設があって(今もありますが)そこに持って行って出荷していました。しかし、カントリーエレベーターは地域のお米が集まって混ぜこぜになり、結局販売先がわかったとしても自分の作ったお米がどんな味で誰に食べてもらったかなんてまったくわからないのです。
そうなれば、結局のところ殺虫効果のある農薬をいっぱい撒いてきれいな見た目のお米を生産することに全力を尽くすわけです。

でもそれってなんか違う気がして…
環境的にも良くない気もするし、お米を食べてくれる人のことも考えてない気がするんです。
ここ15年ほどは近所のミニライスセンターに収穫したお米を持っていき乾燥調製の工程を委託してやってもらって、農協やお米屋さんに出荷しています。
ですのでちゃんと自分のお米がどんな味かわかります。 だからこそもっとおいしいお米を作りたいし、納得のいくお米を作るために、この工程を自分自身でやりたいのです。 そのために爺ちゃんの乾燥調製施設を下見にいったのです
え? 爺ちゃんの機械を狙っている?

そのように見えた あなた!

 

正解です(笑)
あ 他にもくれる方いらっしゃいましたらお待ちしております^^

Follow me!