ポジティブ農業のすゝめ

田舎生活というライフスタイルを追求すると農業に行きつくと思います。
田舎に住んでパソコンと睨めっこしてITの仕事。そんなことできたら素敵ですが、ずっと睨めっこしていたらどうなるか。

答えは簡単 草ボーボーです。
偉そうな事言って米井ファームの周りが常にキレイになっているかというとなってはないんですけど(笑)

でも田舎に住んでると、草苅りしたり、木切ったり、溝掃除したりしないと草ボーボーで大変です。実際住んでいるとやらないといけないし、町内で掃除しようってなってやらないというワケにもいきませんよね…
普通会社勤めの仕事してたら草刈り機やチェーンソーなんて買うこともないけど、田舎暮らしじゃいるんですよねぇ…そういうやつが。

農業は溝も掃除するし、草も刈るし、木だって伐りますよ。
田舎暮らしって農業が一番理にかなっていると思ってしまいます。

これは私だけかもしれませんね(笑)

それに田舎って大変っていうイメージ世の中あると思います。
でもこれって草ボーボー、いろいろとめんどくさい近所付き合い、行事ごと、風習があるからそんなイメージなのでしょうか。

昔からある行事ごとや風習ってなかなか若い感覚では理解されないものだったりすると思います。そんなものを拒絶したりするのはやっぱり「なんでこんなことせんといけんの?」とか「それやって何になるん?」って思いがあるから楽しくない。楽しくないからやらないとなるわけです。
でも田舎に住んでいるとそんなナニコレっていう行事やら風習やらありますけど、そういう行事や風習は現代人のライフスタイルに合ってないからそう感じるんでは?と思います。
例えば、今は祭りの季節。祭りは農村では豊作を祈願したり、感謝したりするための行事、でもそこに住んでいるのは会社勤めのサラリーマン。会社勤めのサラリーマンからしたら「なんで大変な目して豊作祈願せにゃいけんの?べつに米買うし」と思っちゃうわけです。
それはライフスタイルと行事風習があってないからです。
農業やってる人からすると、豊作でうれしかったら「ありがとう」と素直に感謝できます。大変な行事ごとであっても考え方をシフトするだけでまぁ仕方ねえか、となるわけです。
高度経済成長期に会社勤めの兼業農家が増え、離農する人が増え、はたまた近年の田舎ブームなんてもので田舎に移住してくる人もおられます。そんな人たちからすると田舎に住んでるってだけでライフスタイルは田舎とはそぐわないんです。そぐわないから変えようとする、昔からあった風習をやめようと言ったり、変えようとしたり、でもこれは仕方ないこと、みんな仕事が忙しいし、生きていくことでも大変なのにそんな中にそんな行事なんてやってられません。私もそう思います。
私も現代っ子の端くれです。無駄なことはしたくないし、嫌なことは嫌っていっちゃうタイプです(笑)
だからそんな現代っ子こそ 農業やろうぜ と思ったりします。

田舎暮らしをいかに楽しむか、楽しみながら農業をするか。
これがポジティブ農業

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